金色の野
我が家では
肉球の間から生えている毛のことを
『ほま毛』と呼んでいます。
そもそも、この【ほま毛】の意味はというと‥
まふまふという表現は皆さんわりとしっくりくると思いますが、
まふまふのさらに上を行くまふまふを『まっふまふ』と、
そのさらに上を『ほまほま』と我が家で自然派生的に発声した造語が『ほま毛』です。
要するに形容しがたいかわいさを無理矢理、擬音化して言語化した言葉なのです。
奥さんとニュアンスを共有することによってはじめて意味をなすコミュニケーションツールのひとつと言っても過言ではないのです。
そういう我が家でのみ生命を付与された謎の言語はたくさんありますが、それはいつかまた別のおはなしで‥笑
金色の野
前置きはこのくらいにして本題に入ろうではありませんか。
とはいえ、タイトルの『金色の野』とは何かという話しになるわけですが‥
いわゆる【写真でひと言】に対する僕のアンサーなのでした。
では、早速お題のお写真をご覧いただきましょう。
親バカと言われたらそれまでですが、
いや~かわいいですね~。
保護猫兄弟の弟のよもぎの肉球からはみ出した『ほま毛』でございます。
いや、しかし
なんとも柔らかそうな肉球ではありませんか‥
いや
待てよ
これはもしや‥
(なにやら懐かしのメロディが‥)
♪らん、らんらら、らんらんらん♪
♪らん、らんららら~ん♪
♪らん、らんらら、らんらんらん♪
♪らららららんらんら~ん♪
(この耳慣れたメロディーはまさか‥)
「そのもの青き衣をまといて‥
金色の野に降り立つべし
失われし大地との絆を結び
ついに人々を青き清浄の地へ導かん!!」
お分かりいただけたでしょうか。
そうです。風の谷のナウシカの言い伝えの一節です。
茶トラのよもぎなのに肉球の間の毛はなぜか『金色』に見えます。
その一本一本は近くで見るときらきらと光を反射して輝きます。
まるでオウムの触手のようです。
見ているとついつい吸い寄せられてしまいます。
そして「香ばしい」においがします。
そして毎度のことながら仕事に遅れそうになるのでありました。
おしまい
写真がかわいく撮れるとどうしても記事にしたくなってしまいます。
猫好きの皆さんなら分かってくれますよね?
お付き合いいただきありがとうございました。