いまひとたびのフレイル
このブログに足をお運びいただきありがとうございます。突然ですが皆様方はフレイルというものをご存じでしょうか。フレイル‥なんともすてきな響きを有した言葉ではございませんか。フレイル‥そうです、フレイルです。あのフレイルです。
とは申せど今ひとつフレイルという素敵なものになじみのない方もおられるかもしれませんので、簡単ではございますがこのフレイルとはなんなのかをつまびらかに白日の下にさらしてご覧に入れようかと存じます。
もくじ
フレイルとは
そんなものは百も承知というかたもおられるかもしれませんが、おつきあいいただけますれば幸いにございます。そもそもフレイルとは何かというと西洋における中世の『武器』の名称でございます。
このフレイル、棒の先端に鎖がついており、さらに鎖の先にはトゲトゲの鉄球がついているというなんとも猛々しい形状をしています。ドラクエでてっきゅうまじんという奴がブンブンしてるあれです。
プレイルーム?
違います。フレイルです。
なぜ今フレイルなのか
スマホアプリでゲームをしている方は多かろうと思いますが、武器の花形といえば剣や槍、斧に杖あたりが主流になりつつあるのではないでしょうか。
そりゃそうです。鉄球をブンブンと助走を付けなければいけない武器ではいまひとつ華がありません。おまけに間違って自分にあたったら痛そうとか、刃がないので弱そうとか散々です。スーファミのファイナルファンタジーⅣにいたっては攻撃したときの効果音「カポーン」ですよ。
いや、カポーンてw
そんななかでも人々の(というか僕の)心をとらえて離さないフレイルがあります。
我が家のフレイル
これです。この写真を紹介したかったがために回りくどくもフレイルについての紹介文を書かせていただいた所存にございます。
しかしなぜこのような形状のしっぽになるのかというと その答えは『かぎしっぽ』だからなのです。先端のぽんぽんを触ってみるとしっぽの骨の先端部分が90度の角度に折れ曲がりL字になっているのです。
野良猫としてお外で暮らしているところを我が家に保護された時にはすでにこの形になっていたため、幼い頃にしっぽの先端を失っていたのであろうと推測されます。
触り心地はというともちろんトゲトゲしているわけではなく、もふもふしています。たとえていうなら短いしっぽの先端部分がうさぎのしっぽのようなぽんぽんになっているといったところ。
ほかの猫に遊ぼうアピールをするとき、興味のあるものにわくわくしているときなどこのフレイルをフリフリします。まだ写真に収められていないのが残念ですが、怒ったときには全体的に膨らんだりもします。
フレイルの想い出
てっきゅうまじんで思い出しましたが、あの泣けてくるくらいのクオリティのグラフィックや、一本道のストーリーなのにあれほど夢中になれたドラゴンクエストの魅力はなんだったのでしょうね。今考えればほかに娯楽がなかったといえばそれまでですが、大人になった今でもあのときの感動が本物だったのか試してみたくなることがありますよね。
てっきゅうまじんはフレイルを持っていますが、その高い体力と高い基礎攻撃力でミネア(主人公のひとりです)を何度窮地に追い込んだことでしょう。
余談
ドラクエの魅力のひとつに【音楽がかっこいい】というのがあると思いますが、音楽がかっこいいゲームといえば、「ロマンシングサガ2」も外せないですよね。アーティストに与えた影響も大きく、ロマサガエッセンスを取り入れたバンドは多いです。なかでもハワイアン6の「BEGINNINGS」というアルバムはロマサガのバトル音楽とエモコアを融合させた傑作といっても過言ではありますまい。
特に一曲目は七英雄(ボスの名前です)との手に汗握る戦いを彷彿とさせ闘争心をかき立ててくれることでしょう。決して自転車や自動車に乗っているときに聴いてはいけないヤツです。
という感じで想い出を交えつつ我が家のフレイルをご紹介しました。駄文に最後までおつきあいいただきありがとうございました。あなたのこころにもフレイルがありますように。
「だいずがどくしゃとうろくしてほしそうにこちらをみている。どくしゃとうろくしてあげますか?」
はい◁
いいえ