カインズホームで買った「ちぐら」が最強だった話
過去最長の10連休となったゴールデンウィークも終わり、初夏を思わせる陽気になる日も徐々に増えてきた今日この頃。
我が家の猫様たちは布団に潜り込んで人間のお腹の上で眠ることに限界を感じたのか、最近ではお腹を上向きにして眠る姿がよく見られるようになりました。猫様が涼やかに過ごせるグッズはないかとネットであれやこれやと調べ物をしていた奥さん(ほんとによく調べ物をしています)の希望でホームセンター大手の「カインズホーム」に行ってみることに。
クロスアームブロックを体得したのにゃ
奥さんに目当てはいったい何なのか?と訪ねると帰ってきた答えは「ちぐら」の購入を検討していてその下見がしたいとのこと。
もくじから気になる項目まで飛ばして読めます。
もくじ
ちぐらとは?
いきなり「ちぐら」と聞いてピンとこない方もおられると想定して、簡単に説明しますと、『稲わらを編んで作ったネコ用の寝床』のことなんですね。
もとは新潟県および長野県の民芸品で、人間の赤ちゃん用のゆりかご「つぐら」を原型としています。そのつぐらを飼い猫用に作るようになったのが始まりだといわれています。
最近では産地や素材も多様化し、編んで作られた猫の寝床であれば「ちぐら」と呼ばれることが多いようです。形状も従来の「かまくら型」や2階建て構造の円すい型などが用途にあわせて派生的に存在します。
昨今の猫ブームも相まって、とあるちぐら工房では注文が殺到し、手に入るまで5年待ちの状態になったとの逸話もあるそうな‥。
かなり前の記事のようですが、ちぐらを販売すべく手作りを試みた方のブログがとても面白く、ついつい読破してしまう内容だったので貼り付けておきます。気になる方は読んでみて下さい。
下見を終えて
今回のお目当ては、我が家には2匹の猫がいるということもあり2階建て構造の「円すい型」ちぐらです。今年の春の新商品ということで欠品も覚悟しつつおもむろにペット用品売り場へと向かいます。
人通りのいいエンドの新商品コーナーを使って販売をしていて、売る側の気合いを感じます。
チェックしたポイント
①値段に対して品質はどうか?
→他の類似商品に比べ値段が格段に安いため(まさかの3000円台)心配していましたが、編み方が雑になったりしておらず、クッションもついていてコスパがいいと感じました。
②安全性に問題はないか?
→素材の端が飛び出していたり、飛び乗ったときに転倒しないデザインかどうかを確認したところ、こちらも良好で特に問題はなさそうでした。
③(気に入って即決した場合)持って帰れる大きさか
→①と②をクリアしたので購入する事じたいは決定したのですが、ネットで見たより少し大きく感じたのと分解できない構造のためかなり大きな段ボールになることから、店頭での購入は断念。後日、ネットから購入することにしました。
使ってみた感想
結果から申し上げると猫たちは「かなり気に入った」ようで、昼夜を問わず眠るときにはかならず使っています。特にすり鉢状になった2階部分が好みらしく、競い合うように我先にと登っています。おそらく兄弟の猫の動向を探りやすく見晴らしがいいためだと予測されます。
たちまち熟睡したよもぎ
設置したタイミングではくんくんと匂いを嗅いで警戒した様子だったものの、抱きかかえてそっと乗せてみるとまるで何かに魅了されるがごとく、ものの2、3分で深い眠りに落ちた様子でした。
はじめのうちは独特の草の臭いがしましたが、ほんの数日でその臭いもなくなりました。
2階を取られ1階に入るきなこ
カインズホーム店舗一覧
独自のブランドでこのクオリティとコスパの良さを両立させているあたり、底力を感じさせてくれた「カインズホーム」。読んで下さった方の近くにも意外とあるかもしれませんので、店舗一覧をくっつけておきます。かく言う僕も、恥ずかしながら今の住所に引っ越して2年近いというのに電車で行ける場所にカインズホームがあることを知ったのは最近のことでした‥。
カインズホーム 店舗所在地一覧
近くにない場合
もし近くにカインズホームがなくても、案ずることなかれ。カインズホームはオンラインショップもあり、ネットから自宅に居ながらにしてお買い物をする事ができます。
(アフィリエイトではありませんのでお気兼ねなく)
以上、カインズホームのちぐらレポートでした。気になる方はお試しあれ。すべての猫が幸せに生きられることを願うクロツバメがお送りしました。