猫が大好きなおもちゃ『かしゃぶん』
猫とともに暮らすこと1年6カ月になるのですが、
今まで俗に言う『かしゃぶん』のお世話になることなく過ごしてきました。
我が家に舞い降りた『かしゃぶん』について書いてみようと思います。
もくじ
きっかけ
3匹の猫たちにはおもちゃに対する好みがさまざまで、その日の気分によってもノリがいい時とそうでもない時がはっきりしています。1匹がハマっても他の猫たちを圧倒して独り占めしてしまうようなおもちゃであってはいけませんし、またそれが原因で興奮しすぎて喧嘩になってもいけません。
それゆえ、おもちゃ選びは常に我々飼い主にとって頭を悩ませる行事のひとつでもありました。
「どうせ、すぐにかじってばらばらにしちゃうんでしょ」とか、
「みんなで一緒に遊べないじゃん」とあれこれデメリットが先行してしまい、なかなか鉄板のおもちゃに巡り会えずにいました。
我が家版・おもちゃに求める条件
①誤食、誤飲の危険性がないもの
②猫たちの食い付きがいいもの
③壊れても買い換えできるコスパかどうか
④すぐに飽きないもの
⑤興奮しすぎて遊び終わった後にマラソン大会に発展しないもの
日々使うものなのでこれらの条件を可能な限りクリアしたおもちゃを、試しては落胆し、試しては落胆しを何度繰り返したことでしょう。
なかばダメ元で購入した400円くらいの『かしゃぶん』がこんなにbuzzると思わなかったので、驚きを隠しきれません。
かしゃぶん
『かしゃぶん』と一言でいってもさまざまな形状のかしゃぶんが存在します。ビニールやプラスチック素材のかしゃかしゃという音がしてぶんぶん(振り回すの意味で合ってますか?)できるものそれがすなわち『かしゃぶん』なのです。
ご家庭によって差があるとは思いますが、男の子が3匹いるとおもちゃの消耗がまぁ早いこと。ちょうど壊れて棒と紐だけになっていたおもちゃの残骸があったのでその先端に買ってきた『かしゃぶん』を取り付けます。
振り回すときの(かしゃかしゃというよりは)「ビラビララララッ!」という音が虫の羽音に聞こえるからでしょうか、脱兎のごとく駆け寄ってくる3匹。跳んで走って追いかけますが、つかみ所のない形状のためなかなか捕まえることができずにだんだん興奮状態に。このまれに見る食い付きの良さ‥気になる方はぜひ一度お試しあれ。
頭にかじりつき、なぜかフリーズするきなこ
虫ではなくクリオネをモチーフにしているらしい
クリオネのボディと頭の部分しかかじれない
しっぽは柔らかいモール素材なので逃がすまいと夢中でつかみます
よもぎの「シャア‥シャア‥」
興奮したよもぎは威嚇の「シャァァ」を言いはじめます。
疲れてきたのか「ハァハァ」と息切れも始まりました。
カーペットにコテンと寝転がって「ハァハァ」しているよもぎの鼻先に
かしゃぶんを近づけてみると、どうでしょう。
口角をあげた「シャァァ」の形のまま、
「シャア‥シャア‥」するではありませんか。
威嚇の「シャァァ」と息切れの「ハァハァ」を同時にするという力技を体得。
【遊びたいけど疲れた】を見事に表現していて笑ってしまいました。
我が家ルールで息切れしたらおもちゃはおしまいと決めているので、遊び足りないとでも言いたげな3匹の熱視線を横目におもちゃ箱へとしまわれるMVPのかしゃぶんなのでした。
おもちゃで遊ぶときのポイント
猫とおもちゃで遊ぶ際にいくつかポイントがあるようです。
・長い時間遊ぶよりも、短い時間で複数回遊ぶほうがいい
疲れてくると集中力が切れて、しつこく感じてストレスになる場合も‥
・追いかけるタイプのおもちゃは、遊び終わりには噛み噛みさせてあげるといい
追いかけて追いかけて、捕まえられず取り上げられてしまうと狩猟本能が満たされずストレスになってしまうケースもあるそうなので、狩りの成功を意味する『噛み噛み』をさせてあげるといいようです。猫の本能を刺激するレーザーポインターなどの実体がないおもちゃは『噛み噛み』が意外と大切でもあります。
・棒状のおもちゃで遊ぶとき棒の延長線上に猫が来ないようにする
ポイントというよりは安全のための注意事項でもありますが、夢中になって遊んでいる猫はときに予想外の動きでおもちゃに跳んできたりします。猫が怪我をしてしまわないためにも棒の延長線上に猫の身体が来ないように安全に配慮することが大切です。
おまけ
キャットタワーを駆使してかしゃぶんを追い詰めようとするよもぎと、小窓からひょっこり顔を出すだいずの図
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまも素敵な猫ライフをお過ごしください。
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