猫のガッツポーズ
先日書いた【猫のファイティングポーズ】の記事が、『猫 ファイティングポーズ』で検索してみたところ検索結果の1ページ目の8番目に表示されていてビックリです。
※前半はブログを書いている方向けの内容です。
普段は書いた記事を自分で検索してみることはあまりないですが、上位表示されていると案外嬉しいものです。
とはいえ検索ボリューム自体が(調べたわけではないですが)飛び抜けて多いキーワードでもないでしょうから、素人ブロガーのラッキーパンチの域を抜け切れないというのが正直なところでしょう。
いつもはただ書きたいことを書き殴っているようなブログですが、たまには検索からブログに訪問してくれる方の気持ちになってみるのもまた、モチベーション維持につながるのでオススメです。
上位表示された記事があるなら内部リンクを見直すなど来訪者の利便性を向上するための施策が打てますし、ライバルの記事と比較して思うような順位が付かなかったならグーグル先生に評価してもらえる記事ではなかったことが認識できリライトなどの措置がとれます。
よく「ブログは数をこなせ!」と格言のように言われます。実際のところ体感として記事の数と、表示回数やクリック回数は比例して増えています。この『読まれている感』がブログを継続する上での重要な要素になるような気がしています。
※表示回数やクリック回数、検索順位のデータは『グーグルサーチコンソール』で確認できますので登録がまだの方はしておくことをオススメします。
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
このブログは保護猫の魅力を記事にして表現することを通じて、その背景にある猫が直面している問題や保護猫とともに暮らすことの魅力を多くの方に知っていただくことを目的としています。
たとえ微力でも自分以外の誰かの役に立ちたいと思うのであれば、(他人を蹴落とすという意味では決してなく)検索順位にもこだわっていくべきなのかな~と漠然と考えています。
なんだかコラムのような語り口の文体になりましたね。
今回は【猫のガッツポーズ】の記事です。
みなさんはどんなときに【ガッツポーズ】をするでしょうか。
・じゃんけんに勝ったとき
・宝くじが当たったとき
・ヤクルトスワローズがBクラスを抜け出したとき(嘘です。)
・晩ご飯が唐揚げだったとき(ちょっとガッツポーズします)
いろいろあるかと思いますが、最近では前回の記事で書いた【スマートニュースに掲載】されたときにガッツポーズがでました。
我が家の猫たちは寝ているときにもよく【ガッツポーズ】しています。
いったいどんな夢を見てガッツポーズをしているのか想像すると妄想が進んで楽しいです。
大迫決めたっ!ゴォ~ル!
長友見事なスライディング~!
昨晩のサッカー日本代表戦を振り返って
ちゅ~るの新味でるらしいにゃ
ちゅ~るだっ!!
いいお家が見つかってよかったにゃ
いかがでしたでしょうか。写真のコメントはあくまで飼い主が妄想して書いたものですのであしからず。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日もぷにっとハイタッチ!
猫のファイティングポーズ
以前、猫の必殺技と題して記事を書いたらスマートニュースに取り上げられるという驚くべきことがありました。
金曜日の夜にアップして(記事をアップしたことに)満足して、翌日目を覚ましてブログのアクセスを見てみると‥
朝の時点で「3000PV?!そんなことがあるはずがない!このブログだぞ!」と半ば自嘲的になりながらも、アクセス解析をしてみると案の定ほぼ全ての読者がスマートニュースから来ていることが判明したのでした。
金曜の夜遅くから始まり、月曜日の早朝まで丸2日以上にわたり掲載されていたようでトータルのアクセスは2万6000PVにまで達しました。
はじめはウィルスに感染でもしたのではないかと怖かったですが、いわゆる『スマニュー砲』によるものだと分かると「このアクセスの波はどこまで伸びるのか」とワクワクした気持ちに変わりました。
その時の記事がこちらで、正直なところ【何がスマニュー掲載の基準を満たしていたのか】は知るよしもありません。リラックスして書いた言ってしまえば息抜きの記事だったからです。
何が申し上げたいのかというと‥
自分が楽しんでブログ記事の更新をしよう!ということです。
【スマートニュース 掲載される方法】などで検索してみると、実にたくさんの記事があって参考になり勉強になる部分がたくさんありました。ただその反面、狙ってスマニュー掲載を成功させるのは難しいとも感じました。
スマニュー掲載が与えた影響
・掲載以降、記事更新のたびにスマニューが気になって仕方がない
・アナリティクスのPV推移グラフが(凸の形になり)しばらく機能しなくなった
しばらくの間、夢の中にいるように「あぁ~もう一回スマニュー砲こないかな~」と念じて過ごしていましたが、ブログ運営に不健全な影響を与えかねないと(あくまで個人的に)感じ、考えないように意識するようになりました。
僕の場合はそのために骨を折って記事を書いては掲載されないガッカリを味わうよりは「たまたま当たった!ラッキー」くらいの緩いスタンスで記事を更新していこうと思ったわけです。
さて、真面目な話はここまでにしていつもの感じで書いていくとしましょう。
今回は【猫の必殺技】とは逆に【猫のファイティングポーズ】の記事です。
もくじ
ボクシングに絡めてお話ししていきます。
近代ボクシングにおけるガードスタイル
ピーカブースタイル
かのマイクタイソンの構えとしてイメージする方も多いのではないかと思う【ピーカブースタイル】は鼻下に両の拳をぴったりとつけるガードスタイルです。
ご存じ『はじめの一歩』の主人公、幕の内一歩がボクシングを始めた当時、指導者である会長に口酸っぱくたたき込まれたファイトスタイルでもあります。一歩は疲れてくるとガードが下がってきてしまうため、グローブの親指の部分をかじってでもガードを下げないという意識を強くもっていたようです。(あいまいな記憶)
顔が輪島功一に見えなくもない
今にも右ストレートを繰り出しそう
ガードしているようで実は無防備
クロスアームスタイル
読んで字のごとし、胸のあたりで両腕をクロスして戦うスタイルです。
あごを重点的にガードするピーカブースタイルとは対照的に、ボディブローなど下からの攻撃にも幅広い対応ができ、また腕を振りながらの素早いステップが可能になることから、相手と一定の距離を置いて戦うアウトボクサーにとって有用なファイトスタイルといえるだろう(適当)。
相手から目線を離してはいけない
ボディブローもらっちゃったのかな
もらっちゃったみたい
ノーガード戦法
かの辰吉丈一郎氏がノリにノっている時に見せる構えで、両腕をだらりと垂らしまったくのノーガードで戦うというある種危険な戦法。相手ボクサーとの格の違いを見せつけるかのごとく挑発的なスタイルであることから、激高した相手は力んでしまい無策に突っ込み返り討ちにあうという、端から見ていてもひやひやする展開を予測させるものでもあります。
挑発的な構えです
さらに挑発的な構えです
と、うろ覚えのうんちくを垂れているのはやはり、猫の写真がアップしたかったからなのでした。おしまい。ボクシングファンの皆さまが怒って反論したりなさいませんように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ミット打ちじゃ、それワンツー!
保護猫だいずのお気に入り
9月に入ってからというもの、気温がグンと下がって過ごしやすい気候になりましたね。
皆さまの宅の猫様は夏バテしたりしなかったでしょうか?
留守中も設定温度を高めにしてエアコンをつけたまま外出していたので、光熱費の請求に今からひやひやしているところでございます。
そんな飼い主の心配事をよそにだいずときたらすっかりお家になじんでいます。
ストレスなく生活ができているようでホッと胸をなで下ろすばかりです。今日はそんなだいずのお気に入りをご紹介します。
みんな大好きホットスポット【ちぐら】の主になりました。
誰かが先に進入してのびのびと寝ていようものならボディブローをお見舞いするか、毛繕いするふりして侵入しのど元を甘噛みして追い出してしまいます。さすが路上生活の経験があると図太い‥というのは僕の思い込みでしょうか。
おもちゃで遊ぶことに対する執念のごときものは他の追随を許さず、みんなで「わ~い、おもちゃだ~」と集まってくるもののだいずの遊び方の苛烈さにドン引きし、すごすごと退散していくはめになることも多いのでした。
特に写真のカシャブン付き猫じゃらしがお気に入りで一度かじりつくとなかなか離してくれません。
この体勢で高速猫パンチを繰り出します。
とはいえ、そこは飼い主の遊び方の工夫次第で平等に遊ばせるよう配慮します。
特にきなこはすぐにスネますからね。
「ぼくも遊びたい‥」
最後までお読みいただきありがとうございました。
※ブログのサイドバーに【ペットのおうち】バナーを設置しました(スマホからご覧の方は最下部にあります)。これから猫を飼いたいとお考えの方はペットショップに行く前にのぞいてみて下さい。保護猫を迎え入れ、里親になるという選択肢もあります!
今日もぷにぷにしませんか?
キャットタワーを設置する話
突然ですが我が家の猫たちはよく食べます。
フードの準備を始めるとなぁなぁ足にまとわりついてくるし、きなこは待ちきれず興奮しただいずに「やかましいんじゃあ!」って感じで猫パンチをお見舞いすることもしばしばです。
いっとき話題になった【そしゃく音】でも録音してyoutubeにあげてみようかと思うくらい「もちゃもちゃ」「ふぐふぐ」と声をもらしながらがっつきます。
さらにうれしさが限界を越えると喉をぶんぶん鳴らしながらご飯を食べるというなんとも幸せそうな光景を目にすることもあるほどです。
きちんとした量のご飯をあげていてもフードだけではその食欲は満たされないようで、猫のおやつボックスをガサゴソしようものならどこで寝ていても飛んできます。
(飼い主が)アイスを食べようとして冷凍庫をあければ「今日はアイスちゅ~るだ!」といきなりテンションいと上がりけりです。
おやつを食べ終えて満足げな表情で顔を洗う仕草を見ていると、こちらの方が幸せな気持ちになるというものです。
そんなわけで猫様に甘い我々飼い主はその幸せな表情見たさについついおやつをあげてしまうことになるのでした。
が、しかし
当然といえば当然の結果なわけですが‥
ふっくらしてきました。
もっちもち
もち~ん
ということで【キャットタワー】を増設することにしたのでした。
キャットタワー増設の目的
・運動不足の解消
・猫同士が距離を置きたいときのため居場所を増やす
・つめを研げる場所も増やしたい
楽天市場で購入し、ワクワクすること数日‥
届いたその日に早速組み立てを開始します。
パーツが多い‥?
組み立てるのに苦労するかと思いきや、以外と簡単で驚きます。準備が必要な道具もなく付属されてくる6角レンチ1本で組み立てができてしまいます。
完成!
高さが180㎝もあり、すごい迫力です。足下のパンチカーペットをカッターで丸くくり抜いて横滑りを防止して設置完了です。
もとあったキャットタワーは撤去しようか迷いましたが、使い慣れたものが急に新品に変わるとかわいそうな気がしたのでその隣に置いたままにすることに。
さぁ、使いけれ
はじめそわそわ緊張した様子だった3匹の猫たちも使ってみると楽しめているみたいでよかった!
先手を切るのはだいたい特攻隊長よもぎ
やはり人気の高い最上段
高いところから飼い主を観察するのが彼らの趣味なのかもしれません。
見えてきた新たな課題
・隣の3段ケージの上に飛び乗るやからが出没
新しいことにチャレンジするのもだいたいよもぎ
・白色の照明がまぶしそう
ラ〇オンキングにあこがれて
まだまだ【猫の城】である猫部屋には改良の余地があるな~とやけにメラメラと燃えてきた飼い主なのでありました。おしまい。
「飼い主よ、くるしゅうない」
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
ぷにぷにしてみます?
8月のブログ振り返り
早いものであっという間に9月になりました。
ということで当ブログの8月の出来事を振り返りたいと思います。備忘録的な内容の記事になりますので関心のある方はどうぞ。
もくじ
8月の目標と成果
7月振り返りの記事で掲げた目標に対する成果を項目毎に見ていきます。
記事数
20記事更新を目標にしていましたが、19記事となりました。うち加筆修正した過去記事が4記事だったので15記事を新たに書いたことになります。
グーグルアドセンスの審査を通過するための対策で記事のカテゴリーを減らしていたために今まで記事にしてこなかったジャンルの記事も書き始めることにしました。
趣味の羊毛フェルトの記事を書いてみました。
内部リンクの見直し
読者様の利便性を高める目的で内部リンクの適正化を行いました。自分の記事を読んでいると「ここにこんな記事が貼ってあったら情報を補完できるのにな」と思う部分も何カ所か出てきました。
検索から見に来てくれる人を増やす
記事の更新をしなかった日の検索流入を30PVから50PVまで上げるという目標に向けてグーグルで上位表示される評価の高い記事を増やすべく検索ワードにマッチした求められる記事を書こうとしたものの、まとまった時間が取れないことも多く、情報提供型の記事は6記事にとどまりました。
結果を見ると微増といったところで、30PV→40~50PVにとどまりました。
嬉しかったこと
・読者登録してくれる方が70人→96人に増えた
・記事のコメント欄やブクマにコメントを残して下さる方が増えた
・100を越えるはてなスターをいただくことが増えてきた
残念だったこと
・辞めていくブロガーの方がいた
・作業に割ける時間に波があり安定して作業できなかった。
9月の目標
8月の成果を踏まえて9月の目標を立てました。
・20記事更新する
・補足記事を書いて利便性を向上する
・検索流入20%アップする
といったところを9月は目標にしてやっていきたいと思います。読み返してみても淡々とした内容ですね~(^_^;)
最後に猫様の写真でお口直しをどうぞ
あ~べあ~べ
どこから手がはえてるの
たぷ~ん
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
男の羊毛フェルト【ただのボール】編
先日、自己紹介もかねて趣味の【羊毛フェルト】のことを記事にしたところ、予想以上に多くの方が羊毛フェルトに親しんでおられることを知りとても驚きました。
同じ趣味を持つブロガーの方がいて、とても嬉しく思っております。
ということで、今回も【羊毛フェルト】に関しての記事を書きたいと思います。
もくじ
先住猫と保護猫が仲良くなったきっかけ
こう書くと大げさなように思う方もいるかもしれませんが、羊毛フェルトでつくったただのボールがきっかけで、それまで埋められなかった先住猫と保護猫との距離をぐんと縮めることができたように感じています。
それまでいろいろなおもちゃを使って試してみたものの、3匹が一緒になって遊べるおもちゃに巡り会うことができずにいました。
「羊毛フェルトのボールも同じだろうな」と思って与えてみるとまぁビックリ。
猫によって好みがあるのだとは思いますが、3匹で緩~く遊んでいるではありませんか。
とは言え、ただのボールです。10分ほど遊ぶとみんな飽きたようです。
が、この写真で申し上げたいのはあくまで【距離感が縮まった】ということです!
簡単にできるアレンジ
ただのボールではいまいち食いつかない猫ちゃんもいることだろうと思います。そんな猫ちゃんのために【進化形ただのボール】はできないかと考えてみました。
アレンジその1:鈴
・ボールを作る段階で鈴などの音の鳴るものを入れる
猫は聴覚が鋭いので音が出ることによって興味をそそられる子もいることでしょう。
真鍮製の鈴だと万が一露出してしまった場合、猫ちゃんが口の中を切ってしまう恐れがあるのでプラスチックやその他の素材でできたものを推奨。
針で羊毛を刺し固める際、真ん中に仕込む鈴に針があたって折れてしまわないように注意。針が折れてしまい、折れ針の復元ができなかった場合はもったいなくても破棄しましょう。
アレンジその2:またたび
・またたびを仕込んで食いつきアップ
またたびはホームセンターのペットグッズ売り場などで300円かそこらで購入ができます。これをボールの中央部分に入るように羊毛でくるみながらボールを作ってみましょう。スリゴロしてくれる猫ちゃんも多いことでしょう。
ただのボールに振りかける方法でも構いませんが、またたびは与えすぎると中毒になる恐れがあることから、ボールの真ん中に仕込んで香りがするだけの状態にしておくことが好ましいと思います。
おわりに
羊毛フェルトはその性質上、猫ちゃんがかじったり爪をたてて転がしたりしているうちに、羊毛が毛羽立ってくるものです。
ウールサッキングをするクセがある猫ちゃんはその毛羽立ちをべろべろ舐めたり、興奮すると最悪の場合食べてしまう可能性もあります。
できれば与えたままにせず、遊び終わったタイミングで返してもらうようにした方が誤飲誤食の心配もなく、また新鮮な気持ちで遊べる期間が長くなるでしょう。
ボールの大きさも猫が食べられないサイズにすることはもちろんですが、それぞれの猫ちゃんの(噛む、転がす、けりけりするなど)好みの大きさがあると思います。
羊毛フェルトで愛猫のお気に入りのおもちゃを手造りしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛猫のフード選びで気をつけたいこと
猫の飼い主なら誰しも、愛する猫のために健康管理には気をつけてあげたいものですよね。今回は猫の健康維持のためにとても重要な【フード選び】についての記事です。
近年のめまぐるしい医療の進歩や、健康にとってよい影響を与えるフードの研究、開発などにより猫の平均的な寿命は延びてきている傾向にあります。驚くことに、なかには20歳(人間の年齢に換算すると100歳超!)を超えてなお元気に毎日を過ごしているという健康な猫もいるそうです。ですが本来、猫は病気にかかりやすい動物であることが指摘されています。
猫の健康で穏やかな生活のために「してあげられることはできる限りしてあげたい!」という想いをもった飼い主さんはたくさんおられることでしょう。
そこで飼い主が具体的に何をしてあげられるかという話になるわけですが、猫の健康管理に必要なポイントは『病気の予防』『健康促進』の2点に要約することができます。
・『病気の予防』はさらに「予防」と「治療」、「療養」に分けられます。
・『健康促進』は「食事」と「環境」に分けることができます。
ここでは『健康促進』のうちの「食事」に関する注意点をいくつかの項目ごとにご紹介します。
もくじ
猫の健康維持に必要な栄養素
人間が食事をすることによってタンパク質やミネラル、ビタミンや必須アミノ酸などの多くの栄養素を摂取し、その身体を生成していくように猫にとっても身体の生成に必要なエネルギーは食事をすることによって取り込む必要があります。
猫に必要な栄養素は大きく5つに分類されます。
タンパク質
猫の身体の元でもありエネルギー源にもなる、とても重要な栄養成分です。
炭水化物
活動をするための直接的なエネルギー源であり、体内にグリコーゲン(動物性デンプンともよばれる)として貯蔵され、必要に応じて消費されます。
脂肪
脂肪はタンパク質や炭水化物とならんで大きなエネルギーの源となり、活動するうえで重要な位置を占めますが摂取しすぎると肥満につながるというリスクもあります。
ミネラル
カルシウムやナトリウムなどの「主要ミネラル」と鉄やフッ素などの「微量ミネラル」の2つに分類され、骨や毛髪に欠かせなかったり爪の生成にも重要な役割をもっています。
ビタミン
ビタミンには身体の調子を整えてくれるという作用があり、『水溶性ビタミン』(ビタミンB・C)と『脂溶性ビタミン』(ビタミンA・D・E・K)の2つに分類することができます。
猫に与えてはいけない食物
前項で紹介した5つの栄養素ですが、どんな食べ物からでも摂取しさえすればいいというものではありません。以下に挙げる一覧にあるように猫には与えてはいけない食べ物が複数存在します。
・ネギ類すべて
・チョコレート(ココアも含む)
・スパイス全般
・生(未加熱)のイカやタコ、エビ
・アワビやサザエの肝の部位
・生卵(よく加熱すれば可)
・生の豚肉(よく加熱すれば可)
・骨などが挙げられます。
人間にとってはとくべつ害のない食品でも猫が口にすると有毒な食べ物である場合もあり、人間と比較して身体の大きくない猫にとっては、それがたとえ少量であっても命にかかわる場合もあるのです。
猫に与えることが好ましくない添加物
キャットフードにはメーカーごとに様々な特色があります。「安価であること」「食いつきがいいこと」のために、他でもない「健康促進」が犠牲になっている場合も多いのです。以下に挙げるのは猫に与えることが好ましくない「食品添加物」です。
・家禽ミール・ミートミール
※事項で詳しく解説します。
・ビートパルプ
サトウキビと並ぶ砂糖の主原料である甜菜(てんさい)から当分を絞ったあとに残る(いわば残りかすの)繊維質のことです。薬剤を使用して砂糖を絞り出すことが多く、ビートパルプにも薬剤が残留している可能性があります。
・ダイジェスト
旨味成分であるアミノ酸を得るために、肉を構成するタンパク質を半消化状態にしたもののことです。フードへの食いつきのために表面にスプレーされます。「加水分解物」と表記されることも。食肉加工の課程で出た廃棄部位に大量の水と薬品などを加えることで生成され、酸化防止剤も配合されることが多いため、猫の健康を考えると与えるのは好ましくない添加物といえます。
・動物性油脂
動物性油脂とだけ表記されている場合は注意が必要です。死骸の処理過程で出たものであったり、記載できないような動物の脂である場合もあります。
・塩、塩化ナトリウム(Na)
猫にとって必須の栄養素ですが、フードの原料となる肉や野菜などに含まていれる微量な塩分で十分であり、添加する必要のないものです。過剰な塩分の摂取は脱水症状や心臓や腎臓に負担をかけてしまうことになります。
・香料
乾燥させているためにおいの少ないドライタイプのフードによく使われています。食欲を刺激する目的によるものですが、香辛料自体が猫の健康にとってよい成分ではありません。
・保存料、着色剤、酸化防止剤
※事項で詳しく解説します。
家禽ミールとはなにか?
『家禽ミール』というのは広く一般的には「肉と皮、骨を使用した鳥類の乾燥させた肉」のことです。
家禽(かきん)とは飼育される鳥の総称で、種類は限定されていません。食用の鳥に限らず羽毛などを利用する目的で飼育される鳥類などもこれに含みます。鶏(チキンと書かれる場合もあり)や七面鳥(同様にターキーと書かれる場合もあり)といった表記ではなく家禽ミールと表記してある場合には注意が必要です。
家禽ミールの精製に使用されている家禽の部位はというと肉の部分だけではなく、骨や皮であったり、生産国によっては羽や足、頭、クチバシなどが含まれている場合があります。
そもそも野生だった猫は狩りによって捕まえた鳥を丸ごと食べる生き物なので、肉以外の部位が入っているからといって飼い猫の健康に悪影響があるとはいえません。問題なのは家禽ミールとして加工する際に加えられることがある「危険な添加物」であったり「薬剤」の方なのです。
劣悪な環境の工場では鳥類の死骸に大量の防腐剤を散布したり、ウジがわいたものもまとめて加工していたりという恐ろしいレポートもあるそうです。
ただ、「4Dミートを使用しない」などが盛り込まれたAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準やガイドラインを遵守している生産者から原材料を仕入れているメーカーのものは安心、安全だといえるでしょう。購入を検討しているフードがある場合はメーカーの公式サイトに情報が載っていないか確認してみることをおすすめします。
※「4Dミート」とは
1.Dead→死骸の
2.Diseased→病気の
3.Dying→瀕死の
4.Disabled→障害のあった
肉のことを指してこのように呼びます。
保存料、着色剤、酸化防止剤とは?
保存料は「防腐剤」といわれることもあり、キャットフードが腐敗するを防ぐ(消費期限を引き延ばす)ことを目的として使用されます。長期保存や容量の多い袋での販売のために配合されます。
着色料はフードを鮮やか見えるように人工的に色をつける目的で使用されます。本来猫は食べ物を「色」ではなく「匂い」で判断するため食欲とはまったくの無関係なのです。ではなぜこの猫にとって好ましくない「着色料」が使用されるかというと、驚くことにただの「人間への見栄え」のためだけなのです。
酸化防止剤は人間の食品に対しては使用することを禁止されている成分も含まれています。当然猫の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ドライフードよりも水分が多く酸化しやすいウェットフードによく使用されます。
保存料・着色料・酸化防止剤の一例
・BHA
・BHT
・エトキシキン
・二酸化チタン
・プロピレングリコール
・ソルビン酸
・増粘剤
・赤色〇号
・青色〇号
・黄色〇号
これらの原料がいくつも入っているようなフードはメーカーの公式HPで調べるなど、疑いの目を持った方がよさそうですね。
フード選びのポイント
「じゃあいったいどうやってフードを決めればいいの?」と不安に思う方もいることでしょう。愛する猫のために最適なフードを見つけるのはなかなか簡単なものではありません。
フード選びのポイントは‥
1.検査機関の基準を満たさない劣悪な(と思われる)「家禽ミール」を使用していないこと
2.複数の種類の「着色料や保存料、酸化防止剤」が入っていないこと
3.さらに猫が消化酵素をもたない「穀物」が入っていないものがおすすめ
4.遺伝子組み換え原料を使用していないもの
5.極端に安価なフードは成分をじっくり調べること
これらに要約されるといえるでしょう。
安さが売りのフードは疑ってかかるべきだと思いますが、なにも高級なフードを選んでおけば安心できるといったものでもありません。猫の健康のために取り組んでいること、いないことを把握した上で信頼できるメーカーを探してみることをおすすめします。
さらに、猫には幼年期や成年期、不妊・去勢手術後のカロリーコントロールから老年期までと、成長段階に合わせてフードを変えていく必要がありますが、各メーカーごとにそれぞれのタイプの商品をラインナップしているので安心できるメーカーのなかで移行していくことで猫にとってもストレスなく食事ができることでしょう。
この記事を読んで、いつも与えているフードの成分を見直していただく機会になればうれしく思います。また、これから猫とともに暮らしたいという方のフード選びの参考になったとしたらこんなに喜ばしいことはありません。
ぜひ、猫ちゃんとの幸せな日々が過ごせますように。
こちらの記事もどうぞ
最後までお読みいただきありがとうございました。
おさらい!猫が口にしてはいけない身近な食べ物
我が家にはとある保護猫団体さまとご縁があって譲り受けた、元保護猫の兄弟『きなこ』と『よもぎ』という2匹と、保護した野良猫の『だいず』が健やかに穏やかな日々を過ごしています。たまにはいたずらをして飼い主である僕と奥さんを怒らせることもありますが、愛してやまない大切な家族です。
彼らとの日常を書き記したいという思いからこのブログを始めましたが、その前に猫を飼育するにあたって、自分なりに調べたり勉強したりしたことを共有できればという想いから、猫の飼い方から習性、病気のことなどにも言及し、記事にしています。
今回のテーマは知っている方も多いことかと思いますが「猫が口にしてはいけない身近な食べ物」です。
人間の食べ物として身近にあるものであっても、誤って猫が口にすると猛毒になってしまう食べ物というのは身近なところに意外とたくさんあるのです。
そんな「身近な食べ物」のなかには体調に異変を起こしてしまったり、ひどい場合には命の危険につながってしまうような食べ物もあります。
すでに猫とともに暮らしておられる方にとっては「知ってて当然」かもしれませんが、おさらいの意味も込めて最後までおつきあいいただければと思います。また、これから猫と暮らしたいという方の参考になれば大変うれしく思います。
今回はあくまで人間の食べ物に限定して紹介していきます。
もくじ
※長大なリストになってしまい申し訳ありません。簡潔に記述していきますので既知の項目は読み飛ばしていただくことをおすすめします。
猫が口にしてはいけない食べ物
ネギ類
ネギ科の植物全て→たまねぎ、長ねぎ、にら、わけぎ、あさつき、らっきょう、にんにくなど。ネギ類に多く含まれているアリルプロピルジスフィドとよばれる成分が赤血球を減少させることで、溶血性貧血の主な原因となってしまいます。
主な症状
・赤褐色の尿が出る
・元気がなくなる
・嘔吐
・ふらつく
・黄疸
・下痢
たいていの場合は自然治癒することができますが、幼い猫や高齢の猫、体質やそのときの体調などによっては重度の貧血状態に陥ったり、重篤の場合には死の危険さえあるので注意が必要です。
また、このアリルプロピルジスフィドはたとえ加熱してもなくなることはないので、ネギ類を使用した(ハンバーグやコロッケなど)人間の食べ物を猫が口にすることのないように気をつけましょう。
生のエビ、イカ、タコ
生のエビ、イカ、タコに含まれているチアミナーゼとよばれる成分の酵素が体内のビタミンB1を分解し、急性ビタミンB1欠乏症を引き起こします。
主な症状
・食欲低下
・嘔吐
・ふらふらする
・大きな声で鳴き続ける
・【重症】痙攣する
・【重症】昏睡状態に陥る
ひどい場合は死に至るケースもあるので注意が必要です。イカやタコを好んで口にするという個体もおり、また必須栄養素のタウリンを多く含んでいるという長所もあります。このチアミナーゼは加熱すると効力を失うことから、猫に与える場合には必ず十分に加熱してあげる必要があります。
アワビ
アワビの内臓に多く含まれるピロフェオホルバイドaという光励起物質は光線過敏症の原因となります。
主な症状
・(被毛のない耳など)直射日光を浴びた部位の激しいかゆみ
・有害成分を摂取したことによる耳の組織の壊死
「猫がアワビを食べると耳が落ちる」といわれますが、あながちでたらめではなく科学的根拠のある言い伝えなのです。
青魚
「お魚くわえたどら猫~♪」と歌にもあるように生の魚を好んで食べるというイメージもある猫ですが、生の青魚を食べ過ぎてしまうと不飽和脂肪酸が蓄積することにより猫の脂肪が酸化をおこしイエローファットとも呼ばれる黄色脂肪症になってしまいます。
主な症状
・腹部や胸部の炎症
・ひどい場合は普通に歩けなくなることも
熱や痛みを伴うしこりができ、胸やお腹を触られるのを極端に嫌がったりします。この不飽和脂肪酸も少量であれば有益な成分であるため、バランスのよい食事(フード選び)を心がけるとよいでしょう。
練りもの
これもまた猫が好きなイメージのある練りものですが、保存料などの添加物が入っていることが多いため、与えるのは控えた方が無難だといえるでしょう。
魚や鶏の骨
猫の喉や小器官はとても細くできています。大きな骨は喉に詰まってしまい窒息のリスクがあるばかりでなく、消化器官に詰まってしまった場合は腸閉塞を引き起こす可能性もあります。猫に鶏肉や魚を与える場合は骨をきちんと取り除いてあげるのがベストです。
生の豚肉
豚肉はトキソプラズマ症という病気の感染源となるシストの保有率が他の肉類に比べ高いといわれています。シストを口にしてトキソプラズマ症に感染している猫の排泄物が何らかのかたちで人間の口に入った場合、人間にも感染する可能性があります。
主な症状
・幼猫や免疫機能が低下している猫の場合は死に至る場合もある
シストは熱に強くないため、加熱すれば死滅するので調理の際に気をつければ感染を防ぐことができます。
スパイス
刺激の強い食品は胃腸炎や内臓障害の原因になる可能性があります。
チョコレート
カカオマスに含まれるテオブロミンという物質は、心臓や中枢神経系を刺激します。
主な症状
・下痢
・嘔吐
・血圧上昇
・不整脈
・興奮
・痙攣
重症の場合は死に至る可能性もあるほどです。従って事項で紹介している「ココア」も原料がカカオマスで同じため飲ませてはいけない飲み物です。
人間の薬、サプリメント
人間用の薬を猫に与えるのは厳禁です。人間に比べ体重がはるかに軽い猫にとっては頭痛薬程度の市販の薬でさえ致死量になりかねません。猫がイタズラをして食べてしまわないように薬の保管方法に注意しましょう。
ドッグフード
犬と猫とでは必要とする栄養素がちがうため、犬用のフードでは補えない栄養成分があります。犬用のフードには猫に必要なタウリンもタンパク質も不足しているのです。
猫が飲んではいけない身近な飲み物
食べ物と同様に猫にとって有害な成分を含んでいる飲み物があります。これらの嗜好品は身近にあるため、猫が誤って口にしないように管理をしてあげる必要があるといえるでしょう。
コーヒー、お茶
コーヒーやお茶に含まれるカフェインには強い興奮作用があることから、猫が口にするべきものではありません。
アルコール
ビールやワインの匂いに反応して興味を示す猫もいるそうです。たとえほんのひと舐めであったとしても、人間と比べ身体の大きくない猫にとっては一升瓶を一気に飲み干すくらいの量になるかもしれません。アルコールを分解する肝臓も人と猫とではその働き方がちがいます。家庭でアルコールを飲む場合は注意しましょう。
ココア
チョコレートと同じくカカオマスを原料としているため、猫にとって有害となるテオブロミンという成分が含まれています。もし大量に摂取をしてしまった場合、死に至る可能性もあるので注意が必要です。
誤って摂取してしまった場合
もし中毒症状を引き起こしてしまった場合、残念ながら家庭でしてあげられる治療は存在しません。必ず動物病院に連れて行って診察を受けさせるようにしてください。
獣医師さんには①「なにを食べたのか」②「どのくらいの量を食べたのか」③「いつ食べたか」を伝えることで症状のレベルを推し量ることができ、スムーズな治療に役立ちます。
もしも猫が有害な食べ物を誤って口にしてしまったという場合に、飼い主が何よりも気をつけなければならないことは『自分ひとりの判断で対処しない』ことです。なかには「毒物を吐かせようとお腹を圧迫」したり「綿棒で舌や口の中を刺激」したりする飼い主もいるそうです。何とかしてあげたい気持ちは分かりますが、1秒でも早く動物病院に連れて行ってあげることが大切です。
おわりに
僕自身、こんなにも身近にある食品の数々が猫にとっては有害なものになり得ることにまず驚きました。
愛する猫のためですから、動物病院のお世話になることはできるだけ避けてあげたいものですよね。
昔に比べ猫の寿命が延びてきているとはいえ、健康で元気に過ごしてほしいと思うのはすべての飼い主さんにとって当てはまることだと思います。
もしこの記事が人と猫との幸せな暮らしの助けになったとしたらこんなに喜ばしいことはありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ねこ好きの祭典【にゃんだらけ】体験レポ
8月24日(土)、25日(日)の2日間にわたって開催された【にゃんだらけ】に行ってきたので体験レポートを記したいと思います。
もくじ
にゃんだらけとは
東京都台東区にある『東京都立産業貿易センター』にて年2回(2月、8月)開催される見本市で、企業から個人の猫雑貨作家に至るまで幅広い出展があるイベントです。
主催はにゃんだらけ実行委員会で一般社団法人日本ペットフード協会が協賛している、今回で8回目を迎えるイベントです。
入場にはチケットの購入が必要で当日券は1000円、各種前売り券は割引があります。前回参加時に会場にて購入した次回(今回の)前売り券(700円)をもっていたのでお得に入場することができました。
会場内には猫雑貨から猫の身の回りのグッズまで、所狭しとねこ好きをワクワクさせるブースが軒を連ね、時間を忘れて楽しむことができ、じゃんけん大会やクイズ大会を始めプレゼント付きのクイズラリーなどてんこ盛りの内容になっています。
アクセスは各線浅草駅から徒歩5分という立地の良さも手伝ってか大盛況のうちに幕を下ろしたようです。
見どころ
多くの作家さんによるハンドメイド商品の展示、販売
アクセサリーからアパレル、羊毛フェルトなどの手芸品から猫ちゃんのちぐらに至るまで幅広い商品が見られるのが特徴です。ブースで制作過程を見せてくれる作家さんも多くそれだけでもかなり楽しかったです。
お子様にも楽しめるワークショップ
ワークショップも随時開催されていて、面白かったのは『猫のかたちのこけ玉づくり体験』ですね。時間の都合で残念ながら参加は断念したものの、お子様連れでも楽しめる内容になっていたようです。
企業ブースによる新商品紹介
新しい商品を実際に手に取ってみることができて情報を得られるだけでなく、サンプルプレゼントなども行っている企業ブースが多く、入場料を支払った分の元が取れてしまうほど大量のお土産をゲットできてしまいます。
体験レポート
前売り券持参者は12時の開場時刻よりも1時間早い11時から入場ができます。
開場時間よりも前に来場すると『冷却シート』の配布もあるなど来場者への熱中症対策もしっかりできていました。
開場時刻を少し過ぎて到着したものの入場待機列が場内に入りきっておらず、10分ほど列に並んで入場すると‥
会場内はすでに熱気むんむんでこの人だかり!
前述の見どころを練り歩き、ねこ好きさんの集いを堪能したのでありました。
僕たちは利用しませんでしたが『にゃんこスウィーツ』や軽食が楽しめるフードエリアまであり、賑やかな売り子さんのかけ声に釣られてしまうところでした。
場内の一画で猫のフォトコンテストが開催されていることを知り、近くのコンビニに走りプリントアウトした写真をパネルに貼り付けて参加してきました。受賞者には商品があるらしく、結果発表(後日)が待ちきれません。
このフォトコンテスト、自分でエントリーするジャンルが選べるのが特徴で「美男美女部門」「変顔部門」「仲良し部門」「コスプレ部門」「カメラマン部門」などのなかから好きなジャンルで参加ができるのでありました。
ゲットしたお土産
フードからおやつ、レーザーポインターまでいただきました。奥さんと2人で参加してこの量のお土産です。
にゃんぱく宣言のポスターがもらえた!
うちの子達にあげるのはもちろん、地域猫の皆さまにあげたりお世話になった保護猫団体様へのお裾分けにしようかなと考えております。
次回も楽しみ
次回は2020年2月22日、23日に同じく『東京都立産業貿易センター』にて開催されます。
にゃんだらけ公式HPを見ると、【出展要項】などの情報もあり【出展する側】になるのも楽しそうだなと(売る商品などないくせに)夢をふくらませているのでした。
以上ねこ好きの祭典【にゃんだらけ】体験レポートでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
男のハンドメイド【羊毛フェルト】
いままであまりハンドメイドの記事を書いてこなかったけれど、男にして、おじさんにして僕の趣味のひとつに【羊毛フェルト】があります。
なぜここまで【羊毛フェルト】が僕の心を惹きつけたのかは知るよしもありませんが、時間を見つけてはプスプスやっています。
今回は羊毛フェルトのお話です。
もくじ
羊毛フェルトとは
羊毛を固めて加工する手芸のことです。様々な形やデザインに加工ができ、ピアスから部屋のインテリアに猫のおもちゃにもなってしまうという優れものです。かぎ針で指して固める方法と、石けん水でごしごし揉んで固める方法の2種類があります。
細かい表現にはかぎ針が用いられ、布状に加工したりする場合は石けん水を使用した方法が用いられます。
羊毛フェルトの魅力
手軽に始められる
いまや100円ショップで購入が可能なほど市民権を得た羊毛フェルト。材料とかぎ針などの道具が詰め合わせになったキットの種類も豊富で、作業工程を表にしたものまで付いてくるのでとても始めやすいのが特徴です。
SNSで(ある種のネタとして)上手にできなかった羊毛フェルトの画像をアップしている方もいて、そのおどろおどろしい姿が話題になったりもしています。
僕もはじめはこのキットを購入して作品をつくってみたところ『見事に羊毛フェルトにハマった』のでした。
リラックス効果
かぎ針を使用し羊毛を差し固めていく作業はとてもリラックスすることができます。
好きな音楽を聴きながらリズムに合わせて「プスプス、プスプス」と無心になって針を刺しているとえもいわれぬ満足感が味わえることでしょう。
始め「サクッ、サクッ」という無機質な音がしますが、刺せば刺すほど固まる羊毛の性質により「ザクッザクッ」という気持ちのよい硬質な音に変わっていきます。僕はこの乾いた音が聞きたいがために完成したものが予定よりも小さくなってしまうことが多々あるほどです。
羊毛フェルトをする時にお勧めしない音楽
ちょっと脱線して‥
「リズムに合わせて~」と書きましたが、適度なテンポのゆったりした音楽が合うようです。試した結果、羊毛フェルト作業のテンポとマッチしなかった音楽ジャンルはこちら。
・ヘビメタ(PANTERAというゴリゴリのやつで試しました)
・メロコア(ELLEGARDENで試したところ腕がつりかけました)
・グランジ(NIRVANAの暴力性が破壊衝動となって創作に不向きと感じました)
・ジャズ(一部にビバップという倍速奏法があったりして疲れました)
主観なので万人に当てはまることではありませんのであしからず。
達成感
細かい作品や大きさのあるものを制作しようとすればそれなりに時間を要しますが、小さなボールなどは10分~あれば作れます。
小さな複数のボールを糸で縫い合わせてコースターに加工したり、すり鉢状にいっぱい連結して猫のクッションにしたりと工夫次第でなんでもできてしまうのが魅力です。
『無から有を産み出す』達成感がやみつきになり、ひとつの作品ができあがると「次は何をつくろうかしら」とワクワクするから不思議なものです。
気をつけたいこと
・針による自身の怪我
・まれに針が折れるので小さなお子様やペットが怪我をしないよう注意する
・ペットによる綿の誤飲
過去写真
手前味噌ながら過去につくったものたちです。
鯨じゃなくてツバメです
球体に耳、鼻、脚を付けてブタくんの完成
お下げが立体になっているマトリョーシカ風(顔がへたっぴ)
以上がお家でできる【羊毛フェルト】の紹介記事でした。羊毛フェルト仲間が増えるといいなと思い、書かせていただきました。お付き合いいただきありがとうございました。